Ai・フィールド Arouse Identity Field
株式会社Ai・フィールド(アイ・フィールド)
感謝のご縁 絆インタビュー

株式会社白川プロ様

動画撮影 編集:株式会社白川プロ

皆さん、こんにちは。株式会社Ai・フィールド須賀えり子です。

こちらは、Ai・フィールドにてお世話になった方々に、感謝の気持ちをお伝えし応援させて頂くための【感謝のご縁 絆インタビューのページ】となっております。

今回は、テレビ番組の映像編集及び音響効果を行っておられる、株式会社白川プロ 代表取締役社長 白川 亜弥さまに、お話しをお聴きいたしました。

今回も、とても和やかな雰囲気でのインタビューとなりました。途中、インタビューさせて頂いた私の方が感無量になり、言葉に詰まりそうでした。

須賀え:
白川さん、今日はどうぞよろしくお願いいたします。

白川さま:
よろしくお願いいたします。

須賀え:
まず、白川プロさまのお仕事の内容を簡単にお話いただけますか?

白川さま:
はい。わが社はですね、映像編集と音響効果ということに特化した仕事をしています。今、NHKのお仕事がほとんどなのですが、カメラマンの方が現場で、放送用の映像を撮ってきます。けれども、それは、例えば1時間の番組だと1時間撮ってくるわけじゃないんですよね。

例えば1時間の番組だったら「5、6時間」とか普通に撮ってきて、その膨大な素材の中から、放送用に「お茶の間の皆さん」、「視聴者の皆さん」が見る時にどういう風に編集をすると、どのカットをどのタイミングで、どのくらいの長さで、つなぐかということで見る人の印象ってすごく変わるんですよ。

株式会社白川プロ 代表取締役社長 白川 亜弥さま

須賀え:
確かに。

白川さま:
そうそう。そのために編集をする時に私達は、全部素材を見て、「どうやったら1番伝わるか。メッセージが伝えられるか。取材した人、それから取材された人、どんな想いとか、どんなメッセージをこの番組に載せたいか」というのを考えて、1番効果的に伝わるように編集をする。というのが映像編集の仕事です。

そして音響効果の方なんですけども、その編集が終わった映像を見た時に、「このシーンにこんな音楽がついていると、余計に気持ちが乗るよね」とか、そういうなんか「自分たちの想像力が余計に膨らんだり…」とか、そういうような、どうやったら効果的に伝えることができるかというお手伝いを「音」でするっていうことで、音響効果に関して言えば、「最後のお化粧」っていう言い方をする方もいる。

須賀え:
「最後のお化粧」

白川さま:
放送で最後にお化粧をするようなイメージですっていう言い方をしたりもしますね。

須賀え:
とても、素敵ですね。
ひと言で「映像」というと、ただの映像を撮るだけではなく、そのお茶の間の方がどんなふうにその映像を見て捉えられるかということを一生懸命、映像を編集される方がイメージを膨らませて、そこに音響のお化粧を載せている。なんだか、その言葉だけで編集のイメージの世界が広がるような、印象を受けました。

「人々に世界を提供する仕事」

白川さま:
そうですね。
私たちの仕事はやっぱり「人々に世界を提供する仕事」っていう風に定義づけています。
テレビとか、インターネットなんかでもそうですけど、モニターという窓を通して、世界の今をお茶の間に伝える。どんな世界があって、どんなことが今起きているかということを伝えたり、そして、逆にそのお茶の間の人たちを色んな世界に連れていってあげることができる。また、見てる側の私たちの今とか生活、どんなことが今起きているかということを世界中に発信するっていうこともできる。私たちの仕事は人々に世界を提供する仕事っていう風に私は定義付けています。

須賀え:
お茶の間の方たちが1つの窓から世界とつながることが出来る。そんな時間と空間を提供する「人々に世界を提供する仕事」ですね。素晴らしいですね。ありがとうございます。

今回この「感謝のご縁の絆インタビュー」のページを作ったきっかけが、私の株式会社Ai・フィールドの方で、いろんな方々にたくさんのご縁をいただいて、お力を頂いて、そのご縁に感謝の気持ちをお伝えし、応援させて頂くページとなっています。

そして、今回。「生き方タイプ診断」っていう診断の価値観の有効性を図るために、神奈川大学人間学部教授 杉山崇先生が研究分析を行ってくださることになって、その分析データを集めるためにも、研修などでお手伝い頂いて、本当に感謝申し上げます。お陰で、無事に日本キャリア・カウンセリング学会にて、研究発表も無事に終えることが出来ました。本当にもう皆さんがいなかったら、あのデータは研究発表することができなかったと思います。その時の感謝の気持ちを私自身、忘れてはいけないと思って、1つのページに残しておきたくて、このページを作ろうと思ったのがきっかけだったんですね。
そして先日、白川プロさまでも、5年目研修…10年目研修を担当させていただいて。

その時に生き方タイプ診断をやって頂きましたね。ありがとうございます。

担当させて頂いた研修について

白川さま:
そうですね。須賀さんの方へのデータ提供という意味合いもあったかもしれないんですけど、逆に私たちは、あのような診断をする機会がないものですから、自分がこういう資質が隠れているんだとか、そういうことが改めて発見になって、あの研修を受けた社員と一緒に私も受けさせてもらったんですけど、「私はこうなんだ」っていうふうに思って。その時に須賀さんに、「なんかもうもろに経営者向きの生き方タイプ診断ですね」っていうことを言われたのが、すごい印象に残ってます。あれは本当に面白い経験というか、参考になりました。

須賀え:
はい、私もとても良く覚えています。そして、更に興味深かったのは、その時の状況に応じて「生き方タイプの診断結果」も違ったものになるので、特に白川さんの現在の状況で、経営者向きのカラーがピタリと出ていて、なるべくして経営者になられている。そのようにも感じました。

白川さま:
自分の中の自信にもつながったというところもあります。

須賀え:
うれしいです。はい。そうなんですよね。皆さん、その隠れている自分ではこうみえていないものを、あのような1つのツールを使って、皆さんで一緒に自分の価値観、「こんなのがあった」っていうの。引き出していけるような。そんなツールとして使っていただきたいなと思ってます。

白川さま:
はい、ありがとうございます。あの5年目、10年目研修っていうのも、実は今年初めて導入して、須賀さんにほとんど作っていただいたようなところがあるんですけども、研修の目的は、入社5年目の社員、10年目の社員というのは、仕事も少し落ち着いて、覚える段階を卒業して、自分たちで判断をして仕事をしていくっていうところになった時に、少し迷ったり、立ち止まったりとかするところはあると思うんですよね。

そういう意味でキャリアの「棚卸し」や、自分の強みとか弱みを自覚できるようにと、「生き方タイプ診断」がすごく自分の中でも役に立ったんじゃないかなと、思います。

うちの会社の社員はNHKさんのお仕事をさせていただいている中で、与えられた仕事に対して凄く力を発揮する、自分が持てる最大限の力っていうのを発揮するっていうことは物凄く長けている。そういう人たちなんですけれども、逆に自分たちが0から1を、自主性的に発揮するということが、あまり今まで出来てなかったっていうところがありました。そうしたところの力を伸ばしてもらいたいな~と思っているんです。

もっと自分たちのポテンシャルみたいなのを自覚して、自分に何ができるのかとか、こういうことをこれからやって行きたいとか。自分自身の人生や自分の力で、白川プロが今後どういう風に成長してもらいたいとか、成長させていきたいとか、そういうことを考えてもらえるような社員になっていてもらいたいなって言うのが5年目、10年目研修の目的ではありました。

須賀え:
そうですよね。ちょうどこの5年目、10年目っていうのはこうキャリアの節目でもあるし、そして学生時代から社会に出てきて丁度5年目あたりっていうのは、自分の人生とキャリアを考える時期でもありますよね。

また、学生から社会に切り替わって、さぁ会社の中で会社の雰囲気に馴染んで仕事に馴染んでやっとじゃあ、これから自分たちで自立してどのようにしていけばいいかっていうこと悩む時期でもありますよね。

その中でNHKさんのお仕事やいろんなその編集のお仕事をやっていく中で、プロとしての力は編集の力を身につけていけた。そしてさらにここから0から1を生み出していけるような力が欲しいっていうそういう時期でもありますよね。

白川さま:
そうですね。
そういう活躍が期待される年代でもありますし、わが社自体が今までNHKさんの仕事ばかりをしてきたっていうところがありまして、そういう中でもう少し映像の持つ可能性、音の持つ可能性を追及して行きたいという風に思っているんですね。

もちろんNHKさんの仕事させていただくっていうのが非常に安定しているし、凄く社会的な意義のある仕事だと思うんですけれども。もう少し0から1っていうところを考えた時に、映像っていう力があれば、もっと色んなことができるんじゃないとか、これからどんどん可能性としてはもっともっと広がっていくと思うんですよ。

今はもう本当に1人1台スマホを持って電車の中で映像を見ている時代なんですよね。好きな時に好きなものを見られるっていう時代になってきている中で、私たちが提供していけるもの、しなくてはいけないものっていうのもありますけれども、そういうコンテンツっていうのは、あればあるほど良いと思うんですよね。

それは私の私たちの中で提供できるものっていうのも、たぶんすごくたくさんあって、そういうところを追求していけると、いいなという風に今は思っているところなんです。

そういう中でやっぱり若い子たちがいろいろな可能性とか。柔軟な発想の中で、色んなアイデアを試行錯誤しながら、「こんなことをしよう。あんなことをしよう」と会社に、どんどんどんどん言ってきてもらうような存在になってもらいたいなーっていう風に思っているんですよね。
それの第1歩としても5年目、10年目研修というのはすごく私の中で期待しているものでありました。

経営者としての想いが社員さんたちにつながる

須賀え:
今回、その私も5年目研修、10年目研修の中で担当させていただいて、とても感動したシーンがありました。10年研修の方たちの最後の、ワークのところで、これからのビジョンをみんなで考えてもらう「ビジョンワーク」をやっていただいたとき。

Aグループの方とBグループの方とで、それぞれ違ったワークの出来上がったものが出てきていて、それからAグループの方はしっかり今の段階でこんなものが必要なんだよっていう土台の部分を固めてくださって。

そして今度はBグループの方で、ワクワクするようなビジョンが出てきていていましたよね。

私がそこでもう鳥肌が立つように、びっくりしたことが、白川さんが考えていたビジョンをPowerPointで見せてくださって、白川さんが「いや、実は同じことを考えてるんだよ。」と出してきてくださった時には、本当に何が起こったの?と思うぐらい感動しました。

白川さま:
あれは面白かったですね。確かにAグループは本当に地に足がついたというか、「もしかしたらそんなこと言ったってできないんじゃない?」っていうところから入っていて。
でも私が、「いや、私は本気なんだ」ということを伝えたら。そうであれば1歩1歩っていうところで考えてくれたビジョンで、Bグループの方はもう少しなんか本当に先っていうか、自分たちがこうだったらうれしいなあだったらいいなって言うことを考えてくれたっていうところで、そのワークの途中で、彼らに「こんな事言って図々しいかもしれないんですけど・・・」みたいなことを言われて。

でも、最後に見たら私が考えていたのと殆ど同じことを考えていた。
(白川さんが作られていたPowerPointのビジョンとそっくりなものが出来上がりました)

須賀え:
私も本当あれは感動しました。私、涙出るくらい感動しました。

何よりも私は素晴らしいなあと思ったのは、しっかりこうね。現実を見てくださっているこの状態この状態があるからこそ、ここに行けるんだと思うんですよね。

多分どちらが欠けてもダメだと思うし。A→からBと、こう。順番になっていた。というところも、素晴らしいなあと思ったんですよね。

本当にいろんな会社さんで私凄く感じるのが、お客様の従業員さんひとりひとりで、たくさん色んなリソースを持たれている。
たくさん色んなダイヤの原石があって、それが、自分自身でも皆さん気づいていなかったり。でも「本当はだしてみたいな」「やってみたいな」と思っていても、「出してもいいのかな?」と思ってたりとか、なんかそういう1つ顕在化できるような、何か1つのきっかけになれると、いいなぁって思って。

白川さま:
なかなかやっぱりうちの会社、今までだと大きい夢を見るっていうことをしてきた習慣がなかったので、そういう中で描いていいんだなって言うことを、改めてというか、感じさせてもらえた研修だったかな、というふうには思っています。

須賀え:
ありがとうございます。

白川さま:
多分、私がその社員向けの文章とかで「新しいことを、これから初めて行きます。」みたいな事を言うだけだと、やっぱり社員の人たちって「そんなこと言ってたって、どうせ変わんないんでしょ?」みたいなところがあったと思うんですけども、社長インタビューみたいなコーナーも作っていただいたと思うんですけども。そういう中で、「でも実はなんかちょっと私はまだ疑ってます。」みたいなことを言われたりとかしても、私の思いみたいな。

「でも私はこう考えているし、どうしてもやり遂げたいと思っている」とか、
「そっちの方向に歩いてかなかったらつかないよね。スタートしなかったらつかないよね」
みたいな話とかもできる中で、やっぱり

「あ、そうなんだな」って。「本当に会社を動かしたいと思っているんだ」っていうことは感じてもらえて、そういうところは本当に社員の目つきといいますか、それが変わったなーてて、研修の初めと最後で、それがすごい感じられて。

で、やっぱりその受けた社員の中の1人とかも後で話した時に、「あの研修がすごく良くって、来年後輩が受けるときに「絶対受けたほうがいいよって言います」って言ってくれたんですよ。

経営者としての想いが社員さんたちにつながる

須賀え:
わぁ....今泣きそうです。(感無量になりました・・・)

白川さま:
本当にありがたかったです。本当にありがとうございました。

須賀え:
ありがとうございます。ごめんなさい。ちょっとぐっときました。。

まぁ…今まで、私のやってきたことというのは、なかなかこう周りに伝わりにくい状況があったので…。

白川プロさん、白川さんに、お声かけいただいたことで、いろんなものが開いた感じがしてるんですね。今回のデジタルコンテンツチームの研修WBS(プロジェクト遂行トレーニング)も、3回のステップに分けさせていただいてやらせていただいたんですけど。あの研修でもすごく私の中で1つのいろんなキッカケになりました。

白川さま:
そうですね。
デジタルコンテンツのほうの研修に関しては、私どもが新しいことをね、とにかく新規事業ということを探していかなくちゃいけないっていうふうに考えた時に、本当に今まで編集と音響効果のプロフェッショナル。

良い言い方をすれば「プロフェッショナル」なんですけど、悪い方をすると「専門バカ」っていう感じで…。何もできない、何も知らない、知識もないっていうところからだと、それは私をはじめっていうところなんですけれどね。そういう中で、何かを始めてかなくちゃいけない。何か知っていかなくちゃいけないっていう時に、須賀さんがFacebookで呟いていたんですね。

須賀え:
そうです。そうですそうです。

白川さま:
ビジネス文書の書き方とか、そういう提案の出し方とか、得意で、そういう研修ができないかしら?みたいなことを多分Facebookで、つぶやかれていて、私はそれを見た瞬間に「これだ!」って、「これしかない!」って思って。で、5年目、10年目研修で須賀さんと繋がりもありましたので、もうそれで見た5分後くらいにはダイレクトメッセージを須賀さんに送って「やっていただけませんか?」みたいな感じでお願いしたんですよね。

須賀え:
本当に嬉しい。。。ありがとうございます。

白川さま:
はい。ただ、そういう研修をやってもらうっていうつもりではいたんですけれども、思った以上にすごく手厚く、色々なことをしていただいたんだなぁっていうのが、本当に書類の書き方とか、提案の上げ方とかそういうところだけなのかなっていう風に思ってたら、プロジェクトの考え方とかあり方、立ち上げ方みたいなことっていうのも凄くやっていただいたようで、デジタルコンテンツで参加している社員のみんなも研修を受けてからどんどん変わっていったというか。もうすごく前のめりな感じを受けるようになって、やっぱり研修よかったなあって、すごく思っています。

須賀え:
わぁうれしい。また私泣きそうです。どうしよう。これインタビューできたのに、私の方が泣かされちゃう。

白川さま:
本当に感謝しているんですよ。ありがとうございます。

須賀え:
こちらこそありがとうございます。

本当にあの研修は、プロジェクトをマネジメントする研修にコーチングのスキルや、カウンセリングのスキルを合わせたようなスキルで、あの研修の形に仕上げたのは、今回初めてだったんですね。で、それがすごく良かったんですけども。

それで今回特別にこうやって白川プロさんで映像で作っていただくようになったきっかけも、あの研修だったんですけども、本当にその研修の本当にそのプロジェクトそのまま…その映像撮影をして頂いていて動画を作成して頂く流れになって。

(現在、こちらのインタビューを撮影から動画編集を行って頂いております。公開をお楽しみに~~)

白川さま:
そうですね、はい。
デジタルコンテンツのメンバーもお世話になった須賀さんの恩返しというような気持ちで精一杯をやらせていただいていると思います。

須賀え:
ありがとうございますよ本当にもう。まさにプロですよね、もう。

皆さんありがとうございます。はい、もう、なんかできたらここに皆さん居て貰いたいぐらいです。本当に、私はもう白川プロさんにも本当にお世話になったと思っています。自分の研修のスタイルがこの白川プロさんのおかげで、またいろんな形では花開いたなーってすごく思うんですね。で、だからこそ、もうこの時の感謝の気持ちは絶対忘れないぞと思って、もうホームページにちゃんと掲げていきたいなと思ってずっと忘れずに時々このページを見ながらやっていきたいなと思っています。

私の話をたくさんさせていただいた感じになってしまったんですけども…。
逆に、なんか今その白川プロさんの方で今、取り組みをされていることを、少し色々お聞きしたいなと思うんですけども…。
白川プロさんは、今、従業員さんが300人近くいらっしゃる。その中で、会社の中で仕組みを作ったりとか、あの、特にそのワークライフバランスだったりとか、介護をされる方に対するケアやっているから、いろいろ僕で手厚く何か仕組みを作られていると思うんですけども。

白川さま:
そうですね。わが社は8年前になりますかね?先々代の社長が亡くなって以降に、経営が一新したんです。全員が、現場出身の社員という形になったんですよね。そうなると、やっぱり自分たちが働いてきた中で、こういうことがもっと、ちゃんととしてればいいな。とかそのような仕組みづくりを強く感じるようになって。経営陣のテーマとして「社員が安心して働ける会社」、そのための仕組みに、先ず取り掛かったんですよね。そういう中で、就業規則の見直しから始まったんですけど、メンタルヘルスケアや、ワークライフバランス。そのような部分をずっと今までやってきました。制度として整ってきて、東京都のライフワークバランス認定企業とかの評価はいただいているのですけれども。

須賀え:
都知事の小池百合子さんから…直々にいただいてましたよね。

白川さま:
はい、そうです。やっぱり今まではそういう中で、ウチ向きというか、会社の中の制度とか会社の中を整えていくっていうことに、すごく力を注いできたなあっていうふうに思っているんですが、これから先っていうのは、会社がどこに向かって歩いていくか、どういうふうに進んでいくかっていうことについて、もう少し真剣に考えて行かなければと思っていて、やっぱり映像と音、って今すごくニーズがあって、いろいろな人が必要としているし、いろいろな人を助けていると思っているんですね。

そういう可能性がある中で、わが社がNHKで報道の仕事とか番組の仕事とかをさせていただいているということも大変社会的な意義のある仕事だし、やりがいもありますし。色々大切な仕事だと思っていますが、それ以外にも私たちが世の中に対して発信できることとか、役に立てることとか。そういうことっていうのはもっと、もっとたくさんあると思っているんですね。
地域に貢献したり、世界中にもしかしたら私たちのメッセージを伝えるということもできるかもしれない。

そういうことを考えた中で、先ほどから色々話がでてるデジタルコンテンツっていうところが、動き始めたんです。デジタルコンテンツプロジェクトと言っているんですけれども。

経営者としての想いが社員さんたちにつながる

新事業の幕開け デジタルコンテンツプロジェクト 本物を伝えるプロとして

白川さま:
来年には、新規事業部という名前で、部として成立するようになっているっていうところなんですよね。

そういう中で、何ができるかっていうのはまだ模索中というか、本当にもういろいろなところにも、もがきながら手を伸ばして、いろいろなことをやっていく中で、自分たちがやるべき事とか、できることっていうのをやっていこうと思っているのです。ただ、私たちはやっぱり長年テレビの仕事をさせていただく中で伝えるっていうことは、本物のプロフェッショナルだと思ってるんです。どこにも負けない力だと思っています。

素材の持つメッセージ性みたいなものっていうのは本当にもう何倍にも何10倍、何1000倍にも、大きくして皆さんに伝えるって言うことが出来るっていうところがやっぱり1番強みかなというふうに思ってますから。そこを活かしながら、なんでもできるかな?と思うんですよね?

フェイクニュースみたいな、ただ話題性を稼ぎたいとか、そういうことではなくて、やっぱり伝えるべき事とか、みんなが知りたいことを伝えて欲しいと思っていることを伝えられるような…そういうものを発信していけるような、そういう団体になって行きたいと思っています。

須賀え:
確かに、白川プロさんならではのプロとしての真実を発信ができるような、そういうブランディングが出来て、そしてデジタルコンテンツのプロジェクトチームがどんどん発展して行くようなイメージがしています。そして1つのモニターという枠の中で…今、本当にどこでも見える…どこでもその映像を見ることができる。そうした、環境がある。だからこそ求められている映像のコンテンツってことですもんね。可能性も世界中に広がるし、いろんな可能性がここに見えてきますね。

白川さま:
そうですね。本当に個人もそうですし、企業さんとかでもそうですし、メッセージを自分たちが…思っているメッセージというか、自分たちの思いっていうのを伝えたいって思ってる方ってすごくたくさんいると思うんですよね。
で、その方法がわからないとか、上手くそれができないやり方をわかっていてもうまくできないとか、そういう方たちのお手伝いが私達は出来る。と思うんです。

須賀え:
これからの時代で、やっぱりそこどう伝えていくか。特にその経営者の方とか企業様にとって、ハードルが、高い部分だと思うんですよね。私もそうですし、その映像で何かを伝えていくならば、きっともう本当にこう、求めてくれる人たちが集まってくれるわけで、やっぱりそこにあの伝える方法は私達は分からない。で、そこに白川プロさんのデジタルコンテンツチームはそこを提供ができるものがあるって事ですもんね。

白川さま:
伝えたい方の想いっていうのをちゃんと汲み取って、本当にそれを本当に何10倍、何100倍にしてみんなに伝えるっていうことが、お手伝い出来ると思っています。

須賀え:
はい、ありがとうございます。企業理念的なことを聞いてもいいですか?
白川さん、企業理念の事を教えていただきたいのですが、白川プロさんの企業理念を、確か白川さんが社長になった社長に就任した時に作られたそうですね。

人々に世界を提供する仕事

白川さま:
経営理念を作ったことで、社長になることを決心したというのが正しいかもしれないです。

やっぱりわが社は今まで本当に安定ということだけを考えている会社だったので、そういう中でやっぱりこれからは、安定だけじゃいけないのかなというところを、新しいことをやっていくっていうことを考えていかなくちゃいけないっていうことを考えるきっかけになったのが、経営理念を作ると言う過程だったかなというふうに思っていますので…。

先ほど私が申し上げたんですけど、わが社は人々に世界を提供する仕事っていうところが突き詰めて考えたところの時に出てきて。それで、わが社の経営理念っていうのは、「世界をこの目にこの耳に私たちは本物を伝えるプロ集団です」というものなんですけれども、そこにすべての想いが詰まっているというところがあります。

私たちの力をもってして、人々に世界を伝える…皆さんの視聴者の方の目に、耳に世界を届けるというのが、私たちの仕事であると。そういう中でやはり制約があるものだけをやって安定していくんではなくて。もっと本当に伝えるべきものっていうものを、伝えられる会社になっていきたいなというところで、作った理念ですね。

須賀え:
ありがとうございます。その理念がデジタルコンテンツのチームや白川プロの会社の皆さんにどんどん伝わっていって。そこから更に社会の人たちにつながる、広がっていくようなそういうイメージがします。

白川さま:
時代的に世界っていうのが昔に比べてものすごく近くなってると思うんですよね。

そういう中で、やっぱり映像を果たす力っていうのも役割っていうのも、大きいのかなという風に思いますし、そういう意味で国内のみならず世界に。

須賀え:
映像があるからこそ、世界に広がって行きやすいってことですね。

白川さま:
はい、そうですね。
それで世界を私たちの方に手繰り寄せることが出来るのではないか?と、思っています。

須賀え:
白川さん、素晴らしいお話を聞かせていただいて、今日はありがとうございます。

白川さま:
とんでもないです。こちらこそありがとうございました。

人々に世界を提供する仕事

インタビュー後記

白川様 この度は、インタビューのお時間を頂戴しまして、誠にありがとうございました。
昨年、企業研修として5年目研修、10年目研修。そして、WBSとコーチングを合わせた仕事の進め方のトレーニングをさせて頂きました。私は、この時の研修プログラムが、ひとつの転換期になったことを改めて実感しています。こうして、きっかけをくださった白川さんに、深く感謝をしています。

そして、やはり私は、様々な企業様にて研修をさせて頂いて感じることがあります。職場の中にはまだまだ「人の眠った可能性」がある。と言うことです。

白川プロ様の、研修トレーニングをさせて頂いて、少しのきっかけさえあれば、その「眠った可能性」に、誰もが気づくことができる。
わたしは、更にそのきっかけづくりを、多くの企業様にさせて頂きたい。と改めて感じさせて頂くことができました。

現在、今回のインタビュー動画を研修を受けてくださったデジタルコンテンツチームが作成してくださっています。カメラ撮影の時には、まるでテレビスタジオのような雰囲気でとても緊張しました~~

経営者ならではの「生き方タイプ」を持つ白川さん。
全員の社員さんたちの活躍を願い成長する後押しをされていて、社内の取り組みを実践的にされていらっしゃいます。時代のニーズに後押しされて、益々発展されることと確信いたしました。

株式会社白川プロさま Webサイト:
Shirakawa Pro – 設立から60年をむかえ、テレビ放送と共に成長してまいりました。放送の未来を担う「若い力」を求めています。

平成28年度東京ライフ・ワーク・バランス認定企業取組紹介(株式会社白川プロ)
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