「心の力」は、人と組織を成長させる大きな鍵!

心の力」は、 人と組織を成長させる 大きな鍵!
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心の健康投資シンポジウム2026 登壇後記

先日、一般社団法人 心の健康投資推進コンソーシアム主催による「心の健康投資シンポジウム2026 ~人的資本経営の中核となる『心の健康投資』の最前線~」が開催されました。

当社は企業事例紹介として登壇し、

「組織課題を価値創造に変える心の力 - エンゲージメント低下は変化の入口 -」

をテーマにお話しさせていただきました。

また、導入企業を代表して栗山自動車工業株式会社 経営戦略室長 島崎久志様にもご登壇いただき、現場での実践や成果について貴重なお話をいただきました。

当社はなぜ、EQ(心の力)に着目したのか?

私が「心の力」の重要性に気づいたのは、2019年頃のある企業研修での出来事がきっかけでした。

当時の私は、「受講者の能力を高めること」に強く意識を向けていました。

しかし、ある受講者に対しては思うような変化が見られず、「どうしたら成長してもらえるのだろう」と悩み続けていました。

そんな中、私は考え方を変えました。

相手を変えようとするのではなく、

  • その人の良いところを見る
  • 強みを見つける
  • 小さな成長を認める
  • ありのままを受け入れる

ことに集中したのです。

すると研修の最終段階で、その受講者から思いがけない言葉をいただきました。

「須賀さんから教わったことを胸に、これから頑張ります。」

私は本当に驚きました。

変えようとした時には変わらなかったのに、ありのままを認めた時に、自ら変わろうとする姿が現れたのです。

変容の逆説的理論との出会い

この体験には何か理論的な背景があるのではないかと調べた結果、私は「変容の逆説的理論」に出会いました。

この理論では、

人は、自分ではない何者かになろうとする時ではなく、自分自身を受け入れた時に変化する

変化は何によって起こるのか?:引用元 ゲシュタルト療法学会

と考えられています。

まさに私が体験したことそのものでした。

人は、否定されたり変えられたりしようとすると心を閉ざします。

しかし、自分の存在や価値を認めてもらえた時、自ら成長しようとする力が自然に湧いてくるのです。

この経験が、私の組織開発や人材育成の原点となりました。


エンゲージメント低下は「組織からのメッセージ」

近年、多くの企業でエンゲージメント向上が重要課題として取り上げられています。
しかし私たちは、エンゲージメント低下そのものを問題だと考えているわけではありません。

むしろ、
「組織が発している大切なメッセージ」だと考えています。

エンゲージメントが低下する背景には、

  • 将来への不安
  • 人間関係の悩み
  • コミュニケーション不足
  • 役割の曖昧さ
  • 成長実感の欠如
  • 組織への期待とのギャップ

など、現場の声が存在しています。

これらは決して悪いものではありません。見方を変えれば、組織がより良くなるための改善機会なのです。


組織課題は価値創造の入口

私たちは、組織課題を次のような流れで価値へと転換していきます。

組織課題の顕在化 ↓
社員の声や感情を聴く ↓
対話による相互理解 ↓
信頼関係の向上 ↓
心理的安全性の醸成 ↓
主体性・挑戦意欲の向上 ↓
エンゲージメント向上 ↓
企業価値の向上

つまり、エンゲージメント低下は組織の衰退を意味するものではありません。

むしろ、組織が次の成長ステージへ進むための入口なのです。


心の健康投資が人的資本経営を支える

いま企業経営には、人的資本経営の実践が求められています。
その中で重要になるのが、知識やスキルだけではなく、「心の力(EQ)」です。

私たちはEQを、

自分自身の感情を理解し、活かしながら、他者との良好な関係を築き、困難を乗り越えていく力

と定義しています。

一人ひとりの心の力が高まることで、

  • 自己理解が深まる
  • 他者理解が進む
  • 対話が活性化する
  • 信頼関係が生まれる
  • 挑戦する風土が育つ

そして、それが組織全体の成長につながっていきます。


最後に

今回のシンポジウムを通じて改めて感じたことは、人と組織の成長の原点には「心」があるということです。

課題のない組織は存在しません。しかし、その課題を問題として終わらせるのではなく、価値創造の種として捉えることができれば、組織は大きく成長することができます。

これからも株式会社Ai・フィールドは、「心の力」を通じて、一人ひとりが自分らしく輝き、組織が持続的に成長する社会の実現に貢献してまいります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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